突然ですが、帰国します
実は今日から東京に戻っています。
長期での帰国となります。
本当に急な決断です。
もちろんTECHRISEは続けます。
というよりむしろTECHRISEを続けるために日本に戻って来ます。
ネパールで自分とたけができることは限られてきました。
国外にいる方が価値を出せると感じ、二人とも帰国という決断をとりました。
現地ではパートナーアデッシュが筆頭でチームを取りまとめていきます。
コミュニケーションは同じ部屋にいてもSlackですることが多いので、自分たちがいてもいなくても大して変わらないという気もしませんが…笑
今回私個人として帰る理由としては主に二つ。
- オフショア案件を繋げるため
- 自分自身がスキルをつけ、経験を積むため
あえてもう一つ理由をつけるとしたらビザですね。
一応観光用のビザで来ているんですけど、それが最大5ヶ月まで。
なので今5ヶ月全部使っちゃうより、あとのために残した方がいいわけなのです。
オフショア案件について
今まで個人づてやランサーズのようなフリーランスのサイトで案件を引っ張って来たのですが、これをいよいよ本格的に発動しようと思っています。今までは全てオンラインで成立してきた案件なので、ほとんどの場合前提として元から関係性のあった友人・知人、もしくはとにかく安い発注先を探している人たちでした。
でも実際に自分たちのサービスを使える人たちはもっといるはず。
とにかく実際に会ってニーズを聞き出し、信頼関係を作りながらサービスを展開していこうと思っています。
そしてネパールにおいて教育・雇用とでインパクトを創り出すというミッション的な部分にも共感してもらえたらなおさら最高です。
今のところはオフショアの柱として二つ:
1. TECHRISE チーム開発
TECHRISEの選抜卒業生が手がけるMVP・プロタイプ~β版等のシンプルなアプリ開発。もちろん卒業生したての卒業生ではなく、既に経験のあるエンジニアたちと一緒になって進めていきます。 スーパージュニア+既に経験のある開発者のチームを編成することで質を担保しながら、卒業したてのジュニアが段階的に成長できるような仕組みを作っていきます。
2. ローカルパートナー提携開発
もう一つは長年ネパールでRailsを専門に開発をしている現地ソフトウェア会社との提携による開発。みんな仕事に対して誠実で、質のいいものを届けようと精進するパッションに溢れています。経営者がとにかく意識が高く、顧客のビジネスをどう広げられるか、何をしたらもっと顧客と効率的な開発プロセスを辿れるかを考え実際に実践しています。ただ受託を請け負うのではなく、自分たちからも改善案を提案し、ビジネスの一役を担う。数少ないRailsに特化したこの会社が将来的にTECHRISE卒業生の受け皿になります。大きなプロジェクトはこの会社に委託し、日本語のコミュニケーションサポートは私たちが付けていきます。
スキル・経験について
まだまだ自分は未熟者。
これから事業を成長させるためには、自分自身の成長が必要だとひしひしと感じています。
立ち上げの部分はとにかく動き、やりながら何とか学んでいけます。でも今のところにきたら、やっぱり自分の実力の限界を感じる。
これから長期的な目線で見て、もっと上を目指すには今の自分のままでは足りません。なので営業、マーケティング、組織、経営全般的なスキルと経験を積むために東京でインターンをしようと思います。
自分をみっちり鍛え、ワンランク上を目指していけるよう頑張りたいと思っています。
もちろん現場から離れることの不安はあります。
そして思い出がたくさんあるだけに感慨深いし、寂しいです。
でも始めた時から私とパートナーの彼はどこかのタイミングで引かないといけないとわかっていました。
そのため最初から自分たちがいなくてもにまわる仕組みを意識してとりくんでいました。先月からは自分たちは別室で作業し、みんなはアデッシュの指揮のもとで仕事をするという体制をとっていました。
結局主役は自分たちではありませんから。
もちろん今回は思いのほか早い帰国となりました。
でもいずれかはやらないといけないことで、このために積み上げて来たので、みんなならなら大丈夫。とりあえずネパールは託します。
これからは私たちが日本でがんばり、チームはネパールで頑張る。
プログラミングでより多くの新興国の若者に機会を。
意志を形に ー 必ず実行します。
またネパールに行くのは数ヶ月後。
それまでに私たち、そしてみんなが大きく飛躍できますように。
これからもどうか温かく見守ってください。
ブログをアップしていきますので、引き続き応援してくださると嬉しいです!
それではしばらくの間だけど、ネパールさようなら!